Sadlerタイルご購入について

<ご購入前の注意事項>

①出荷納期は天候不順などにより推定であり、変更の可能性があります。

②天板加工等、加工品のお客様都合によるキャンセルは如何なる場合もお受けできません。

③商品が届いたら直ぐ内容を確認して下さい。

④商品の不具合による返品については、商品受領後7日以内にご連絡下さい。万が一、破損があった場合破損部分の写真を直ぐにお送りください。尚、破損品交換で在庫を切らしている場合入荷待ちとなりますので納期2~3か月頂く場合がございます。ご了承下さい。

⑤サドラータイルは製造された「天然石」であり、生産の過程で穴(くぼみ)やエッジの擦り切れ、および色調や明暗の変動が生じる可能性があります。

⑥サドラータイルはセメント質の性質のため、環境の変化により微小な亀裂が表面に現れることがあります。

  

<施工にあたって>

・下地

下地が水平であること、油分やワックス、泥やニス、酸性物質や硬化合成物や古い接着剤が付着していないことをお確かめください。
コンクリート・スラブと用意する下地は、含水率を5.5%までにおさえてください。
タイルの底から水漏れする可能性がある場所では、必ずスラブに防水膜をお使いください。

 

・施工方法

①床面:バサモルタル工法 表面を霧吹き等で湿らせて施工下さい。

②床面(仕上げ厚が取れない・下地コンパネの場合):圧着工法(接着剤)圧着の場合石材用接着剤をご使用ください。接着剤を裏面に10cm間隔程度にダンゴ状に点付し接着します。ゴムハンマーで叩き隣同士合わせます。この際叩きすぎに注意ください。

③壁面:1m角/石引アンカー等併用圧着工法

    20cm角/壁面圧着貼工法

壁面圧着(接着)工法の際は裏面のレイダンスをサンダー等で除去し埃を取ってから石用接着剤+受け金物にて施工してください。

接着剤は石材用2液性エポキシ接着剤等をご使用ください。

 

・施工時注意事項

汚れがなく水平な下地に施工してください。

タイルは手作業で貼付してください。過度の力が加わると壊れることがありますので、木槌などは使用しないでください。

圧着工法の場合はサイズや用途を限ります。

タイルのブレンド: サドラータイルは製造段階での自然な色ムラがありますので、仕上がりの色調、テクスチャーをバランスよくするため、複数ケースごとに混ぜ合わせて施工してください。施工前に仮並べを行ってください。

施工目地は1m角は4~6mm、20cm角は3~5mm取って下さい。

はみ出た粘着剤は、表面が乾く前に即座に拭き取ってください。
貼付けが終わったら、タイルを養生してください。
粘着テープ、酸性溶剤、漂白剤、シンナーなどは使用しないでください。


<お手入れ 日常メンテナンス>

・日常メンテナンス

1.砂やゴミの除去を掃除機、バキュームで吸引する。

2. ホーキまたはダストモップ(油剤処理していないものダスキンなどは厳禁)でゴミを除去する。

3.面の軽い汚れは、水を堅く搾ったモップやウエスで表面の汚れをとる。

4.手アカや水アカ汚れなどは市販のメラミンフォームスポンジに水を含ませて軽くこすり汚れを浮き上がらせます。その後浮き出た汚れは乾いた布等で拭き取るか、水でよく流し乾拭きして下さい。

 5.ワイン・酢・ドレッシングなどが付着した際は、跡が残ることがありますのですぐに拭き取って下さい。

 

・定期メンテナンス

1. 土砂やゴミを日常メンテナンスの方法で除去する。

2. 石材専用中性洗剤を水で希釈してモップなどで塗布する(原液は使用しない)。

3.    やわらかいスポンジ等で円を描きながら汚れを落とす。(白パッドにてポ  リッシャー洗浄)。

4.    清潔な水をスポンジに付け洗剤をきれいに拭い取る。この際、水を使い過ぎないよう注意する。水分はできるだけ早めに乾拭きをする。

5.    乾燥後、浸透性保護剤を塗布する。

 

3~4年に一度の定期メンテナンスとして、上記工程を行った上で、

汚れ防止のため乾燥後、撥水処理剤クリアコート(浸透性保護剤)

浸透性保護剤を塗布する事をお勧め致します。 

特にワックス処理する必要はありません。

 

・傷や汚れの防止

石材表面に引っかき傷を付けない為に家具の下にフェルトのパッドを取付ける事をお勧め致します。砂、土または液体などは取り除いて下さい。これらが付着した場合は、直ちに掃除機やほうき等で取り除き、液体の場合は拭き取って下さい。靴の汚れなどを持ち込ませない為にエントランスマットなどをお使いになる事をお勧め致します。

 

・メンテナンスにおける注意事項

*日常メンテナンスの際ブラシ類及びパット類は固い製品は使用しないで下さい。

*必ず使用する洗剤は、中性洗剤(PH7〜8)として下さい。

*使用するモップ類は綺麗に洗浄された製品を使用して下さい。

*洗剤の残留のないようにリンス洗いは繰り返し行って下さい。

*酸性系及び強アルカリ系、フッ化配合系、塩素系、溶剤系の洗剤は使用しないで下さい。特に酸性洗剤は、誤って使用しますと付着と同時に艶を落としてしまいます。

 

・日常メンテナンスに使用出来ない製品

*スコッチブライト *バフ類 *ナイロンタワシ *ダスキンモップ 

*サンドペーパー

*化学雑巾 *スチールウール *トイレ用洗剤 *金属系ブラシ

*クリームクレンザーなど研摩剤配合洗剤 *ワックス *酸性系洗剤

*アルカリ性洗剤 *塩素系洗剤 *フッ化物配合系洗剤 *溶剤系洗剤

 

・撥水処理

汚れ防止の為、施工の際は撥水処理を必ず塗布してください。

表面の色目を変えないタイプの撥水処理剤を推奨いたします。

 

 

その他下記webもご参照ください。

www.coad-pg.co.jp

http://www.coad-pg.co.jp/stones03.html#contentsST01